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文法

名詞・形容詞・副詞の違いとは?

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「英語が苦手」「英文法が苦手」という方に共通して言えることが、「品詞の働きをよく理解していない」ということです。

まずは「名詞」「形容詞」「副詞」の3つの品詞の働きの違いをしっかり理解しましょう。最初のうちは、このことがどう英語力に生きるかピンと来ないかもしれませんが、とにかくこのことを頭に叩き込んでください。英文法の理解は全てはここから始まります

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名詞の働き

名詞の働きは以下の3つです。

  1. 主語(S)になる
  2. 目的語(O)になる
  3. 補語(C)になる

具体的に見ていきましょう。例えば「Tom」という固有名詞が、英語の文の中でどんな働きをするか考えてみます。

  1. Tom is a boy.(トムは少年だ)【主語
  2. I like Tom.(私はトムを好きだ)【目的語
  3. He is Tom.(彼はトムだ)【補語

主語」という言葉は日本語としても馴染みがあると思います。文頭にあって「~」「~」と訳す言葉です。

目的語」という言葉はちょっと分かりにくいかもしれません。とりあえず、一般動詞の後ろにあって「~」と訳す言葉だと考えておいてください。

さらに分かりにくいのが「補語」です。これはとりあえず、be動詞の後ろに来ることができる言葉と考えておいてください。

形容詞の働き

形容詞の働きは以下の2つです。

  1. 名詞を修飾する
  2. 補語(C)になる

具体的に見ていきましょう。例えば「pretty(可愛い)」という形容詞が、英語の文の中でどんな働きをするか考えてみます。

  1. Mary is a pretty girl.(メアリーは可愛い女の子だ)【名詞を修飾
  2. Mary is pretty. (メアリーは可愛い)【補語

形容詞が「名詞を修飾する」のは、日本語も同じなので分かりやすいでしょう。形容詞は通常、名詞の前に置かれ、直後にある名詞を説明します。また、名詞と共に使われるので、数えられる名詞であれば、「a pretty girl」のように冠詞(a/an)を伴います。

また、形容詞は名詞と同様に「補語」になる(be動詞の後ろに来る)こともできます。この使い方の場合、後ろに名詞は来ません。

副詞の働き

副詞の働きは以下の一つだけです。

  1. 名詞以外を修飾する

形容詞としっかり区別しましょう。
形容詞名詞を修飾する
副詞名詞以外を修飾する
です。
また、形容詞と違い「副詞は補語にはならない」ということも押さえておいてください。

では、「名詞以外」とは具体的にどんなものがあるかを考えてみます。副詞が修飾できるものは、以下の4つと考えてください。

  1. Mary runs fast.(メアリーは速く走る)【動詞を修飾】
  2. Mary is very pretty.(メアリーはとても背が高い)【形容詞を修飾】
  3. Mary runs very fast.(メアリーはとても速く走る)【副詞を修飾】
  4. Maybe, Mary is rightたぶんメアリーは正しい)【文全体を修飾】

1番目の例文「Mary runs fast.」を、(△)「メアリーは走るのが速い」と訳す人がいますが、あまりおすすめできません。

この文は、修飾語「fast」を取っ払った元の状態では「Mary runs.(メアリーは走る)」です。では「fast」が修飾しているものは何か?動詞の「runs(走る)」ですよね。それなら、「メアリーは速く走る」と訳したほうが、「fast」が「runs」を修飾していることがよく分かる副詞らしい訳になります。

2番目、3番目の例文「very」という単語は、後ろにある形容詞や副詞を強調する言葉です。
「Mary runs very fast.」の場合、「very」も「fast」も副詞で、「very」は「fast」を、「fast」は「runs」をそれぞれ修飾しています。

また、4番目の例文「Maybe, Mary is right.」のように、副詞には文全体を修飾する用法もあります。この使い方の場合、通常「Maybe, ~」のようにカンマで区切られるのが目印になります。

副詞は文の要素にならない

もう一つ、副詞には大事なポイントがあります。それは「副詞は文の要素にならない」ということです。「文の要素」とは、英語の文を構成するパーツのことで、具体的には

  • 主語(S)
  • 動詞(V)
  • 目的語(O)
  • 補語(C)

の4つと考えてください。上の4つの例文では、「fast」「very」「maybe」という副詞は「S」「V」「O」「C」のどれにもなっていない、つまり文の要素になっていないことが分かると思います。言い換えると、副詞は、なくても文が成立するのです。

それに対して、名詞(「S」「O」「C」)は、ないと文が成立しません。例えば主語が欠けている「is Tom.」や、目的語が欠けている「I like.」などという文を想像してみてください。不完全で変ですよね。これは副詞と名詞の重要な違いです。

まとめ/暗記ポイント

  • 名詞の働き
    1. 主語(S)になる
    2. 目的語(O)になる
    3. 補語(C)になる
  • 形容詞の働き
    1. 名詞を修飾する
    2. 補語(C)になる
  • 副詞の働き
    1. 名詞以外(動詞、形容詞、副詞、文全体)を修飾する
      ★文の要素にならない = なくても文が成立する

繰り返しになりますが、このことはこれから英文法を学んでいく上で、全ての基礎になります。英文法が分からなくなったら、ここに立ち返ってみてください。

確認テスト

  • 名詞の働き
    1. (   )になる
    2. (   )になる
    3. (   )になる
  • 形容詞の働き
    1. (   )を修飾する
    2. (   )になる
  • 副詞の働き
    1. (   )を修飾する
      ★文の要素に(なる/ならない)

解答は上の「まとめ」を見てください。

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  • この記事を書いた人

管理人

都内の某予備校で講師をしています。受験生の役に立つ情報をどんどん提供していきたいと考えていますので、「この文法が分からない」「こんなまとめが欲しい」など、ご意見・ご要望・ご質問等がありましたら、コメントを通じてお気軽にご連絡下さい。

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