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基礎英語長文問題精講

基礎英語長文問題精講 問題7 解説

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名著ですが解説が少ないという評判の「基礎英語長文問題精講」の解説を補足しています。本書の解説と別冊の解答・解説をよく読んだ上で、疑問点がある方は是非参考にしてください。

本文

11行目:so (that) S can/may/will V

She opened it so Rocky could clearly see her marks.
【和訳】彼女は自分の成績をロッキー(※犬)がはっきり見ることができるように、それ[通信簿]を開いた。

本書にも解説がありますが、補足しておきます。

so (that) S (can/may/will) V

という有名な構文です。尚、that はしばしば省略されます。また助動詞も省略される場合があるので注意してください。

この構文には以下の二つの解釈があります。

  1. S が V できるように[するために]【目的
  2. ・・・、その結果[だから]、S V結果

目的結果のどちらか?ということは、文脈で読み取る必要があります。ただし、どちらとも取れる場合も少なくないので、流し読みをすればよいときは、あまり目くじらを立てる必要はないでしょう。

しかし、今回は、下線部和訳なので、ちょっと頑張って考えてみます。
仮に「結果」ととってみると、

She opened it so Rocky could clearly see her marks.
△ 彼女はそれ[通信簿]を開いたので、自分の成績をロッキーがはっきり見ることができた

という訳になりますが、「She opened it」という表現だけでは、それ[通信簿]をどのように開いたのかよく分かりません。「その結果」、ロッキー(※犬)が、通信簿の中身を「はっきり見ることができた」では、因果関係が今一つつながりません。

今回の本文の例では、やはり文脈的に「目的」ととるのが妥当でしょう。

〇 彼女は自分の成績をロッキーがはっきり見ることができるように、それ[通信簿]を開いた。

つまり、ロッキーが見やすいように、「しっかりと(180度に)開いた」または「犬のすぐ近くに持ってきて開いた」などということだと考えられます。

また、これは絶対的な法則ではありませんが、「結果」の場合は、

  • so の前にカンマが置かれることが多い
  • 助動詞がない場合が多い

ということが言えます。つまり、別の例文で言うと

I opened the door so that the cat could come in.
(私はその猫が入って来れるように、ドアを開けた【目的】)

I opened the door, so that the cat came in.
(私はドアを開けた。そうしたら、その猫は入ってきた【結果】)

となる傾向があるということです。ただし、繰り返しになりますが、これは絶対的な法則ではなく、どちらの文でも「目的」も「結果」も表すことがあります。あくまでも文脈をしっかり考えてください。


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管理人

都内の某予備校で講師をしています。受験生の役に立つ情報をどんどん提供していきたいと考えていますので、「この文法が分からない」「こんなまとめが欲しい」など、ご意見・ご要望・ご質問等がありましたら、コメントを通じてお気軽にご連絡下さい。

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