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基礎英語長文問題精講

基礎英語長文問題精講 問題14 解説

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名著ですが解説が少ないという評判の「基礎英語長文問題精講」の解説を補足しています。本書の解説と別冊の解答・解説をよく読んだ上で、疑問点がある方は是非参考にしてください。

本文

11行目:briefcase

One would never think of putting one's briefcase in the overhead rack in an American or European train.
【和訳】人はアメリカやヨーロッパの電車の中では頭上の網棚に書類かばんを置くなんて決して思わないだろう。

単なる語彙の知識ですが、本書の語句一覧に載ってなかったので一応解説しておきます。briefcase とは「書類かばん」のこと。決して「男性用下着(ブリーフ)の入れ物」などと訳さないように(笑)

ちなみに、なぜこのような意味になるかと言うと、brief という単語は「簡潔な」という形容詞の意味が一般的ですが、実はその名詞の用法に「裁判の弁論趣意書(=簡潔にまとめたもの)」という意味があるのです。それの「入れ物」ということから、「書類かばん」という意味になりました。

4行目:valuable(形容詞)
15行目:valuable(名詞)

こちらは本書の語句一覧にありますが、valuable品詞の違いによる意味の違い(特に名詞の場合)は重要なので注意してください。

  • 形容詞:貴重な
  • 名詞 :貴重品

設問

問10(本文20行目):in ~ing

The Japanese are not so honest, however, (  ) paying taxes on land and income.
【関連記事】しかしながら日本人は、土地や収入にかかる税金を払うことにおいてさほど正直ではない。

選択肢1:by ⇒ by doing:~することによって
選択肢2:for ⇒ for doing:~することのために
選択肢3:byin doing:~することにおいて、~するときに
選択肢4:of ⇒ of doing:~することの、~することについて 等

文脈から判断すべき問題で、特に honest と相関しているわけではありません。ちなみに

  • in doing = when S do
  • on doing = as soon as S do

という書き換え公式がありますが、in doing については、あくまで「~することにおいて」という直訳ありきで、そこから転じて「~するときに」という意味が生まれたと考えることをおすすめします。この文脈では、「~において」の方がよさそうですが、「~するときに」と取ることもできなくはありません。

もう一つちなみに、この問題で honest を見て of と結びつけたくなってしまった人は、以下の文法知識と混同していないか確認してください。

It is kind of you to help me.
It is honest of her to tell him the truth.

これは、It is 形容詞 to do という不定詞の形式主語の構文で、形容詞が人の性質を表すものの場合に、不定詞の意味上の主語を for ではなく of を使って表す、という文法事項です。今回の問題とは関係ありません。


構文把握力精読力をつけたい方にはこちらがオススメです。

最高レベルの英語力を身につけたい方はこちらもチャレンジしてみてください。

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  • この記事を書いた人

管理人

都内の某予備校で講師をしています。受験生の役に立つ情報をどんどん提供していきたいと考えていますので、「この文法が分からない」「こんなまとめが欲しい」など、ご意見・ご要望・ご質問等がありましたら、コメントを通じてお気軽にご連絡下さい。

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