会話問題の対策について悩んでいませんか?私も生徒から「会話表現の覚え方を教えてほしい」「会話問題の参考書や問題集は何がよいか?」「会話表現のアプリはやったほうがいいか?」などの質問をされることがよくあります。
重要な会話表現は数限りなくありますが、受験生になんでもかんでも覚えろ!というのも酷な話です。実際、受験生にとってより大事なのはやはり文法・語彙・長文であり、会話表現の優先順位は決して高くはありません。また、会話問題の中には普通の長文読解でも必要な語彙の知識で対応できるものも多々あります。
そこで今回は、知らないと対応が難しい、あるいは誤解されやすい、会話特有の表現を50個厳選しました。これだけをしっかり覚えて、それ以外が出題されたら諦めて読解力で勝負するのが現実的な戦略だと思います。それぞれどんな意味なのか?どんな状況で使われるのか?を考えながら、「解答を表示」をクリックしてください。解説には同義表現も紹介しているので、余力に応じて覚えてください。
- Be my guest. 解答を表示ここは私がおごります、どうぞご自由に
他人に食事をおごる時に使う。It's on me. と同義。または依頼に対しての好意的な返答をする場合にも使う
【例文】
“The dinner was great. How much should I pay?” “No, please. Be my guest tonight.”
「素晴らしい食事でした。いくら払えばいいですか」「いやいや、今夜は私の方で」
“Excuse me. Could I borrow your pen for a moment?” “Sure. Be my guest.”
「すみません少しペンをお借りしてもいいですか」「もちろんどうぞ」 - By all means. 解答を表示ぜひとも、もちろん
相手の許可を求めたり提案を表したりする発言に対して、積極的に承諾・同意することを表す。「全ての手段を使って(そうしてください)」ということ
【例文】
“May I call on you tommorow?” “Yes, by all means.”
「明日お伺いしてもよいですか」「ええ、是非どうぞ」 - Can you make it? 解答を表示都合がつく?、できる?、間に合う?
make it はいろいろな意味で「(なんとか)うまくやる」ということ。文脈によってさまざまな意味になる。
【例文】
“We'll have a meeting at 2. Can you make it?” “I'm pretty sure I can.”
「2時からミーティングがあるんだ。出られる(間に合う)?」「たぶん大丈夫と思います」 - Come on! 解答を表示おいおい、やめてくれよ
相手の発言に対して軽い抗議の気持ちを表す
【例文】
“You still owe me ten dollars.” “Oh, come on! I already paid you back last month.”
「お前、まだ10ドル借りがあるよな」「おいおい、先月返したろ」 - Couldn't be better. 解答を表示最高だよ
この could は仮定法で、比較の対象は「現状」。「これ以上の better はありえないだろう」という良い意味。「よりよくはなれなかった」などという悪い意味に解釈しないように注意!逆に Couldn't be worse. なら「最悪だよ」という意味になる
【例文】
“How's it going?” “Couldn't be better. I did well in the exam.”
「最近どう?」「最高だよ。テストがよくできたんだ」 - Do you have the time? 解答を表示今何時ですか?
time に the がついていることに注目。誰もにとって共通の唯一の「時」なので「時刻」という意味になる。もし Do you have time? だったら「時間ありますか」という意味になる
【例文】
“Excuse me. Do you have the time?” “Sure. It's ten to ten.”
「すいません、今何時ですか?」「9時50分ですよ」 - Go ahead. 解答を表示どうぞご自由に
相手の頼みを快く受け入れる表現。または、直訳通りに「先に行ってください」という意味を表すこともある
【例文】
“Can I borrow your cell phone?” “Go ahead.”
「携帯借りていい?」「どうぞ」 - Good for you! 解答を表示やったね、よかったね
相手の快挙を称えるときの表現。Congratulations! , Good job! , Way to go! などと同義
【例文】
“I got an A on my exam.” “Good for you! That's wonderful news.”
「試験でAをもらったんだ」「やったわね!素晴らしいニュースだわ」 - Here you are. 解答を表示はいどうぞ
相手に何かを渡すときに使う表現。Here it is. とほぼ同義だがこれは物に重点ががある言い方で、Here you are. の方が親しみがある
【例文】
“Could you pass me the salt?” “Here you are.”
「塩を取っていただけますか」「はいどうぞ」 - Hold on, please. 解答を表示そのままお待ちください
電話を保留し相手に待ってもらうときに使う表現。Hang on. も同義。電話以外で一般的に「ちょっと待って」という場合にも使える
【例文】
“This is Mike Stud. May I talk to Mr. Smith?” “Hold on a minute, please.”
「マイク・スタッドと申します。スミスさんをお願いできますか」「少々お待ちください」 - How come (~) ? 解答を表示どうして(~なの)?
理由や事の成り行きを尋ねる表現。節を続ける場合、Why ~ ? の場合と違い、平叙文(S⇒V)の語順になることに注意
【例文】
“How come you know her address?” “Because she told me.”
「なんでお前彼女のアドレス知ってるの?」「彼女が教えてくれたんだよ」 - How do you like ~? 解答を表示~はいかがですか
相手に意見や判断を尋ねるときの表現。How would you like ~? とするとより丁寧
【例文】
“How do you like Japan?” “I love it! The people are so kind.”
「日本はいかがですか」「大好きです!みんなとても親切です」 - I bet ~. 解答を表示きっと~だ
金を賭けてもよいくらい確信があるということ。I'm sure ~ と同義。You bet. の項も参照
【例文】
“What if I don't submit this report?” “I bet he will be mad at you.”
「このレポート出さなかったらどうなる?」「きっと相当怒られるよ」 - I can't help it. 解答を表示仕方がない、どうしようもないんだよ
この help は「避ける」の意味。動名詞を使った慣用表現 can't help ~ing の ~ing を it に置き換えたもの。受動態にして It can't be helped. とも言うこともできる
【例文】
“Hey, I thought you quit smoking.” “Well, I did for half an hour. I just can't help it.”
「おい、禁煙したんじゃなかったのか」「ああ、30分はしたけど、やめられないんだよな」 - I mean it. 解答を表示マジだよ
直前の自分の発言を強調するために使う。mean には「(はったりや冗談ではなく)本気で言う」という意味がある。Do you mean it? と言ったら「本気なの?」という意味になる
【例文】
“I'm going to start my own business.” “What? Are you serious?” “Yes. I mean it.”
「起業しようと思ってるんだ」「は?本気?」「ああ、本気だよ」 - I wish I could. 解答を表示そうできたらいいんだけど(できない)
相手に何かを誘われて丁寧に断るときの前置きに使う
【例文】
“We're having a BBQ next Sunday. Would you like to come?” “I wish I could, but I have to attend my friend's wedding.”
「日曜にバーベキューやるんだけど来ない?」「行けたらいいんだけど、友達の結婚式があるんだ」 - I'm a stranger here. 解答を表示このあたりは詳しくなくて
ある場所の地理がよく分からないときに使う決まり文句。stranger には「よそから来た人」という意味がある
【例文】
“Could you tell me how to get to the station?” “Sorry, I'm a stranger here.”
「駅にはどう行ったらよいですか」「あいにく私もこの辺は詳しくないんですよ」 - I'm afraid ~ 解答を表示~と思う、申し上げにくいのですが~
まず afraid は後ろに節が続くときは「恐れる」とは訳さないことに注意。I'm afraid (that) SV は、自分がその発言をあまり言いたくないという気持ちを表し、好ましくないことを推量する場合と、相手への遠慮や丁寧な断りをする場合に使う
【例文】
“Is he absent today?” “Yeah. I'm afraid the meeting have to be put off.”
「彼今日休み?」「そうなんだ。ミーティングは延期しないといけないな」
“Do you have this in small size?” “I'm afraid it's out of stock at the moment.”
「これの小さいサイズはありますか」「あいにくですが現在品切れになっております」 - I'm coming. 解答を表示今行きます
人から呼ばれたときの返事。Coming. だけのこともある。come は聞き手が主語のところに近づくときと、主語が聞き手のところに近づくときの両方に使う。go は自分からも聞き手からも主語が遠ざかるときに使う。日本語の「行く」「来る」との違いに注意
【例文】
“Come downstairs. Dinner's ready.” “I'm coming.”
「下に降りておいで、夜ごはんができたわよ」「今行くよ」 - I'm lost. 解答を表示道に迷ってしまいました
迷子になって道を誰かに尋ねるときなどに使う。この lost は lose(失くす)の過去分詞から発展した形容詞で「道に迷った」「途方にくれた」「行方不明の」などの意味を表す
【例文】
“Excuse me. I'm lost. Can you tell me where the city hall is?” “It's next to the bank across the street.”
「すみません。道が分からなくなって。市役所はどこですか」「道路を渡って銀行の隣ですよ」 - It beats me. 解答を表示さっぱり分かりません
質問の答えが全く分からないときに使う。「その質問は私を打ち負かす」ということ。I don't know. や I have no idea. の洒落た表現。主語を省略して Beats me. だけで使うことも多い。
【例文】
“What's the lowest mountain in Japan?” “It beats me.”
「日本で一番低い山知ってる」「さあ、知らないな」 - It depends. 解答を表示場合によります、一概には言えない
That depends. とも言う。状況次第でどうなるか分からないときに使う。後ろにあった on the circumstances などが省略されたものと考えるとよい
【例文】
“What's the fastest way to get to Osaka?” “Well, it depends. But I suppose to fly there is the fastest.”
「大阪に行く一番早い方法は何ですか」「うーん、状況によるけど、飛行機じゃないかな」 - it's no big deal. 解答を表示大したことじゃないよ
deal は本来「取引」の意だが、そこから転じて a big deal で「大事なこと」を表す。謝罪や感謝をされたときの返答として使うことが多い。It's not a big deal. とも言う
【例文】
“I'm deeply sorry about the other day.” “It's no big deal. Don't worry about it.”
「この前の件、本当にすみません」「全然平気だよ。心配しないで」 - It's on me. 解答を表示私のおごりです
前置詞 on はさまざまな「依存」を表す。この場合は「私の負担」「私持ち」というような意味合い
【例文】
“This restaurant looks very expensive. “Don't worry. It's on me.”
「このレストラン高そうだな」「気にしないで。ここは私がおごるから」 - It's up to you. 解答を表示あなた次第です、あなたに任せます
相手に選択をゆだねるときの決まり文句。Up to you. だけのことや、I'll leave it up to you. または It's up to you to decide. などと言うこともある。It depends. との違いに注意
【例文】
“What shall we have for lunch?” “It's up to you. Please decide for us.”
「ランチ何食べようか」「まかせるよ。お前が決めてくれ」 - ~, just in case 解答を表示念のために、万一に備えて
in case of ~ で「~の場合に備えて」の意を表すが、その of 以下(何に備えるか)がはっきりと分からない、または省略したい場合に使う。ここでの just は Just try it. で使う「とにかく」のような意味と考えられる
【例文】
“Don't forget to take an umbrella.” “Weather report says it's going to be cloudy all day.” “Well, take one with you, just in case.”
「傘を忘れずにね」「天気予報は一日曇りだって言ってたよ」「まあ、念のために持っていきなさい」 - Keep the change. 解答を表示おつりはいらないよ
タクシーの運転手やレストランの従業員にチップをあげるときの表現。change には「釣り銭」「小銭」の意味がある
【例文】
“Here's your bill, sir. $6.98.” “Here's a ten. Keep the change.”
「こちらがお会計です。6ドル98セントになります」「10ドルで。お釣りはいいから」 - Let's see. 解答を表示えーと
返事をすぐに返せないときに間をつなぐために使う。ここでの see は「考える」または「見る」の意。Let me see. や Well... も同義
【例文】
“Do you have the time?” “Lets's see... it's a ten past ten.”
「今何時ですか」「えー、10時10分です」 - Let's splits the bill. 解答を表示割り勘で行こう
食事などをした後に会計をを均等割りで支払うときに使う表現。bill は「請求書」の意。Let's split the check. も同義。一方、各自で会計する場合は Let's pay separately. などと と言う
【例文】
“It's on me.” “No. You treated me the last time.” “Well, OK. Let's split the bill, then.”
「おごるよ」「いや、この前おごってもらったから」「わかった、じゃあ割り勘にしようか」 - Never mind. 解答を表示気にしないで
心配する相手を慰めるときに使う表現。日本語の「ドンマイ」に当たるがDon't mind.とは言わないので注意。また、言いかけたことをやめるときや、質問をはぐらかすときなどにも使う
【例文】
“Oops, I left my document at home.” “Never mind. I'll make a copy for you.”
「しまった、資料を家に忘れてきちゃった」「気にしないで。コピーしてあげるよ」
“Where are we going?” “Never mind. Just come with me.”
「どこ行くの」「気にしないで。いいからついて来て」 - No kidding! 解答を表示冗談でしょう、ウッソー
kid は「人をからかう」という意味。You're kidding. や You must be kidding. とも言う。kidding の代わりに joking を使うこともある
【例文】
“I think of divorcing him.” “No kidding! What happened?”
「あの人と別れようと思うの」「冗談でしょ!何があったの?」 - No way. 解答を表示絶対ダメ、まさか
「そんな状況(way)はありえない」ということ。相手の依頼を断固拒否し「絶対許せない」という意味を表す場合と、相手の主張を強く否定し「そんなはずはない」という意味を表す場合がある
【例文】
“Can I borrow you car?” “No way! You crashed my car the other day.”
「車借りていい?」「冗談じゃない!この前ぶつけたじゃないか」
“I think I'm overweight.” “No way. You are fine the way you are.”
「私太りすぎたと思う」「まさか。今のままがいいよ」 - Not at all. 解答を表示どういたしまして
自分のしたことは全然大したことではないということ。日本語の「どういたしまして」に当たる表現には他に以下のようなものがあり、なるべく多く覚えておきたい。You're welcome. / No problem. / Don't mention it. / My pleasure. / Anytime. / It's nothing. / That's all right.
【例文】
“Thanks for reminding me. I almost forgot it.” “Not at all.”
「思い出させてくれてありがとう、忘れるところだった」「どういたしまして」 - Speaking. 解答を表示私です
本人が直接電話に出たときの最も一般的な応答。This is he. や It's me. とも言う
【例文】
“Hello, this is Tanaka from ABC company. May I speak to Mr. Smith?” “Speaking.”
「こんにちは、ABCの田中と申します。スミスさんをお願いできますか」「私です」 - Take it easy. 解答を表示気楽にね
焦っているまたは元気がない相手を落ち着かせたり励ましたりする表現。この場合の easy は副詞で「気楽に、のんびりと」という意味。また「それじゃまた」という別れの挨拶で使う場合もあり、難関校を目指す人は覚えておきたい
【例文】
“Everyone will be disappointed at me.” “Take it easy. You did your best.”
「みんながっかりするだろうなぁ」「気楽にいこうぜ。頑張ったじゃないか」 - Take your time. 解答を表示ゆっくりどうぞ
焦っている相手を落ち着かせる表現
【例文】
“I'll be finished with this in a few minutes.” “Take your time. I'm in no hurry.”
「2,3分で終わります」「ごゆくっりどうぞ。急ぎではないですから」 - Tell you what. 解答を表示あのね、いい考えがある
自分の話を聞いてほしいときや、提案したいことがあるときの前置きに使う。I'll tell you what. や You know what. とも言う。Here is my idea. と同義
【例文】
“So what are we going to do now?” “Tell you what. Why don't we all go to my place and have dinner?”
「この後どうする?」「じゃあさ、みんなでうちに来て夜ごはん食べない?」 - Thank you just the same. 解答を表示とにかくありがとうございます
人に依頼したことが期待外れだったときや申し出などを断った後に添える言葉。「結果・返事はどうあれ私の気持ちは変わらず感謝しています」ということ。Thank you all the same.とも言う。Thank you anyway. と同義
【例文】
“Could you tell me how to get to the museum?” “I'm a stranger here myself.” “I see. Thank you just the same.”
「美術館にはどう行ったらよいですか」「私もこのへんは詳しくないんです」「そうですか、どうもありがとう」 - That's a shame. 解答を表示残念だね、お気の毒に
冠詞と共に a shame と言ったときは基本的にこの意味になる。「恥」と訳さないように注意。That's a pity. That's too bad. と同義。What a shame. や It's a shame (to do) という形でも使う
【例文】
“Are you coming to the party tonight?” “No. I'll pass. I have a cold and don't feel well.” “Oh, that's a shame.”
「今夜のパーティー来る?」「いや、やめておく。風ひいて体調が悪いんだ」「あら、残念」 - That's it. 解答を表示その通り
相手がぴったりのことを言ってくれたときに同意する表現。That's right. と同義
【例文】
“I can't remember his name. It's something like Mac...” “You mean McGuire?” “Yeah, that's it.”
「あの人の名前が出てこない。マクなんとかなんだけど…」「マクガイヤー?」「そう、それだ」 - That's none of your business. 解答を表示あなたには関係ない
相手が自分のプライバシーに関するようなことを言ったときに、それをはねつける表現。business には「個人的な事柄」という意味がある。That's none of my business. と言うと「私の知ったことか」という意味になる
【例文】
“Why did you tell her a lie like that?” “That's none of your business. Leave me alone.”
「なんで彼女にあんな嘘をついたの?」「君には関係ない。放っておいてくれ」 - What a relief! 解答を表示ああ良かった!
心配事が解消されて安心したときに使う表現。この relief は「心配・苦痛が軽減された後の安心感」という意味。What a relief it is! という感嘆文の省略表現。That's a relief. とも言う
【例文】
“I can't find my purse!” “I saw it on your desk.” “Oh, there it is. What a relief! Thanks.”
「財布がない!」「机の上にあったよ」「あった。よかった!ありがとう」 - What do you do? 解答を表示お仕事は何ですか
動作動詞の現在形は「いつも~する」という習慣を表す。よって「あなたはいつも何をしているのですか」⇒ 「仕事は何をしているのですか」という意味になる。How do you do?「初めまして」と混同しないように注意
【例文】
“What do you do?” “I'm a teacher. How about you?”
「何をされているんですか」「教師をやってます。そちらは?」 - What's up? 解答を表示調子はどう?
What's up with you? とも言う。基本的には What's wrong? や What's the matter with you? と同義で、相手の体調を気遣う表現だが、「よう、元気?」のような挨拶としても用いられる
【例文】
“Hi, Tom. What's up?” “Nothing much. How about you?”
「やあ、トム。最近どう?」「別に。そっちは?」 - Why don't you ~? 解答を表示~したらどう?
文字通りには「なぜ~しないの?」だが、そこから転じて「~したらどう?」という提案・勧誘の意味でも使われる。自分を含む「私たち」に対して言う場合は Why don't we ~? と言う
【例文】
“Why don't you have some more wine?” “No, thanks.”
「ワインをもう少しいかがですか」「いいえ、結構です」 - Why not? 解答を表示もちろんいいですよ、なぜダメなの?
相手の依頼や勧誘に快く応じる表現。「断る理由はありません」ということ。また、相手の否定の言葉に対して「なぜダメなの?」と質問する意味で使うこともある。また Why not do ~? という形で後に動詞を続けると、Why don't you ~? と同義の提案・勧誘の意味を表すことも覚えておきたい
【例文】
“May I join you?” “Why not?”
「仲間に入ってもいいですか」「いいですとも」
“You shouldn't go out with him.” “Why not?”
「彼とは付き合わない方がいいわ」「どうして?」 - Would you do me a favor? 解答を表示お願いがあるのですが
favor は「親切な行為」という意味。「私に親切な行為をしてくれますか」が直訳。May I ask a favor of you? と同義なので、主語によって do か ask か動詞を正しく使い分けるように注意
【例文】
“Would you do me a favor?” “Well, it depends.”
「頼みがあるんだけど」「事の次第によるね」 - You bet. 解答を表示もちろん、まさにそのとおり
「あなたがお金を賭けてもよいくらい確実」ということ。相手の依頼・意見に対して全面的に承諾・同意する場合の表現。I bet ~. の項も参照
【例文】
“Could help me with this?” “You bet. What's the problem?”
「これ手伝ってくれる」「もちろん。どうしたの?」
“The traffic in Tokyo is terrible!” “You bet.”
「東京の渋滞はひどいね」「まったくだね」 - You name it. 解答を表示何でも言ってください
相手の依頼に対して何でも快く受け入れることを伝える表現。この name は「~を指定して言う、はっきり定める」という意味。Just name it. と言うこともある。また、it の代わりに目的語を具体的に言う場合もある(You name the day.「好きな日を指定していいよ」など)
【例文】
“Could you do me a favor?” “Sure. You name it.”
「お願いがあるんだけど」「いいよ。何でも言ってごらん」 - You can say that again. 解答を表示まさにその通り
相手の発言を全面的に支持する強い肯定を表す。「あなたの発言ををもう一度聞きたいくらい納得できる」ということ。同義表現の You said it. も覚えておきたい
【例文】
“That movie was really boring.” “You can say that again.”
「あの映画は超つまらなかった」「まったく同感」